赤とんぼが絶滅の危機にあるそうです。
幼い頃、土手の草むらで基地づくりをしたり神社に転がってる石をひっくり返して遊んでた昭和人間にとって、とってもとっても悲しいニュースです。
原因は定かでない・・・なんてことになってますが、きっと、たぶん、恐らく、ネオニコチノイド系農薬が主な原因のと考えられます。コレ、洗っても落ちないというとってもタチの悪い種類の農薬です。
神経伝達機能を狂わせるのが特徴で、簡単に言うと◯◯真理教がバラまいたサリンと同じ類。アセチルコリン回路が開きっぱなしになるんですね。
アセチルコリンって副交感神経優位になると出てくるホルモンなので、ちょっと聞くと「いいんじゃないの?」ってなりますが、開きっぱなしということはダルダル状態が続くっていうこと。人間でいうと、心拍数も血圧もどんどん落ちていってそのまま・・・。
だから、昆虫たちも訳わかんないうちに死んでしまうということになるんです。
赤とんぼだけじゃなく、シオカラトンボも蝶々も蜜蜂もバッタも・・・。
皆さんの周りはどうですか?
我が家のそばの土手には、もう誰もいなくなってしまいました。気になるのは、昆虫も人間も神経伝達経路のメカニズムは同じということです。
現段階で因果関係の根拠はグレー。だって、昆虫の追跡調査はまず不可能だから。
グレーだから止めておこうという諸外国のスタンスに対して、クロではないからもっと使おうという日本。今春から使用量は緩和されてます。
一日も早く無害な作物づくりが確立したらどんなにいいことか・・・と思うのです
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